オフィス酒井15周年のパーティで日本女性を美しく見せる立ち振るまいいついて話しました。其の基本は舞です。
日本語の舞という意味の言葉は英語にもドイツ語にもまた中国語にも有りません。言葉が無いということはその文化が無いということです。
踊りという言葉は英語でDANCE,ドイツ語でTANZそして中国語で舞です。しかし日本語の舞に相当する言葉は諸外国には見つかりません。それは舞が日本固有の文化、お能、そして神道に関係しているからです。
舞は神や霊に話しかける仕草です。これに対し踊りは人間に同士の仕草なのです。女性の舞が今でも生きているのは 祇園の井上流、ここの 芸妓や舞妓さんの舞です。左の写真は井上流の舞を舞う祇園の照古満さん、鈴子さんです。華やかですが能面のように無表情ですね。
女性は男性より自然に近いように思います。母性文明の国の日本女性はこうした本来の女性の姿を身に秘めていてほしいものです。