Executive Consultant
AKIRA HASEGAWA

ソリトンをベースとする光通信:

ソリトンをベースとする超高速通信は今開発段階に入っており、既に数千キロメートルの距離にわたって毎秒1テラビット以上の高速通信が成功している。また、Algety、PhotonEx,さらにSolistisなどのスタートアップカンパニーがソリトン伝送システムの開発を手掛けている。ソリトンを用いると既存のスタンダードファイバーシステムのアップグレードし、伝送容量を1,000倍程度にすることができる。

最近の実験結果の例を挙げると;

時分割多重(WDM)において:

分散マネージを用いた毎秒40ギガビット、10,000km以上の伝送(KDD 1998)

高密度分散マネージを用いた毎秒100ギガビット、1,000km以上の伝送(Nortel 1999)

波長分割多重 (WDM)において:

分散マネージされたスタンダードファイバーを用いた毎秒1テラビット(20Gbit/s x 50Channels)、1,000km以上のの伝送 (Algety 1998)

分散マネージを用いた毎秒1.1テラビット (20Gbit/s x 55Channels) 、3,000km以上の伝送(ト−タル光通信研究グループ 1999)

分散マネージを用いた毎秒270ギガビット (10Gbit/s x 27Channels)、9,000km以上の伝送(ベル研)